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シニアの病気 その2 ~その病名は~ 







朝まで元気だったシャンプーに、突然、襲った病。

深夜12時から 翌朝6時まで一睡も出来ず

体が硬直し、横になることも出来ず 首が左に傾いたまま

歩くこともままならない。

痛みが襲うのか、15分おきくらいに すごい悲鳴をあげるシャンプー。














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夜明けとともに、少しづつ硬直がとれてきて

かかりつけの病院の先生に電話を入れる。

「電話に出た !」 思わず叫ぶ。

診察時間開始 1時間前に電話したので、出ないかもと思っていたんですが。先生ありがとーー

起こった出来事を細かく説明し、これから向かいますと伝える。



病院に着くころには、歩けるようになり

傾いたままの首も普通に戻ったり、傾いたりを繰り返す状態に。




先生も、電話口での私のただならぬ雰囲気に 受付で待っていてくれた。


そして、病院のドアを開けて入ってきたシャンプーを見て ひとこと。


「・・・思ったより、ぜんぜん悪くないねぇ」




ガーーーーン !!












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診察を始めた先生は、

「電話で聞いた話では、かなり凄そうな様子でしたけど、そう深刻でもなさそうだね」


・・・先生っっ !!

電話でも話したけれど、分かってもらおうと またイチから細かく必死に説明する私。

そうなんです。あんなに大変だった深夜の状況が病院に着いたとたん

かなり改善され、あんなに曲がっていた首も、先生の前では曲がらない !


「歩かせてみせましょうか」という先生の指示で歩かせると

そんなに歩行困難というほどの症状も見られない。


イラ立つ私。

今まで病気知らずのシャンプーが、あんなに辛そうな悲鳴まで上げていたのに。

症状が改善されたことは嬉しい。

でも、それで深刻な病気の発見が見落とされたらどうしようという焦り。














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同じ話を何度も繰り返す私の話を、一生懸命に聞いてくれるダイスケ先生。


昔、かかりつけにしていた病院でのノエルの治療に不信を抱き

あちこち探して、やっと信頼できる先生に出逢ったのがダイスケ先生。

ダイスケ先生には、夫婦で全幅の信頼を寄せています。

ペットだけでなく、その飼い主の性格をも理解し、対応してくれる姿には

感謝しかありません。


・・・でも、でもね、だからこそ、伝わらないのがくやしくて。














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一通りの診察が終わり、ダイスケ先生が下した診断は


「脳の神経系の異常か、突発性の病気の可能性がある」ということ。


脳の中を調べるには、MRI検査がいちばんだけれど

13歳手前の高齢な体で、今はさらに弱っているのに全身麻酔はリスクが大きい。

そして、MRI検査は高額で10万前後の費用がかかる。

肉体的にも経済的にも かなりの負担をかけたところで

必ず原因や病気が発見できる確率は低いということ。

仮に脳腫瘍などの発見があったとしても、手術はほぼ出来ないということ。













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その日は、脳浮腫を抑える目的のストロイド剤を注射してもらい

しばらくは、毎日、注射通院をして様子をみましょうとのことで

飲み薬をいただいて帰宅。

とにかく安静にすることが第一と。


・・・なんとなく釈然としない私。

どうしてすぐに病名が分からないの ? 

本当に苦しんでいたのに、大丈夫なの ?

と、思わず夫に電話でぶちまける。

「大丈夫だよ。ダイスケ先生はちゃーんと分かってるよ。

だから様子みてみよ ?」

という夫の言葉にもイラ立つ。


少しづつ症状が治まるシャンプーだけど、家に帰ったとたんにまた首の傾斜がひどくなる。

思わず、犬友達に深夜に電話し 病院を紹介してもらう。

もう少し様子みて、改善しなかったら紹介された病院に行こう !!

夫に相談もせず、私は突っ走っていた。














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通院して3日目、首の傾斜は少しづつ改善が見られ

歩行も通常に近づいてきた。

食べられなかったゴハンも、食べれるようになる。


そう、ダイスケ先生に伝えると


「シャンプーくん、がんばりましたねー。飼い主さんも本当にがんばりました。」と先生。


おそらく、「突発性前庭疾患」である可能性が高いという診断になりました。

これは、脳腫瘍などの脳疾患と突発性前庭疾患とを区別して判断するには

どうしても経過観察が必要であるという。

どちらの可能性も捨てきれない初期状態では、いたずらに「脳腫瘍」という未判断の言葉で

飼い主さんの冷静を見失させるわけにはいかない。

そうでなくても、明らかに動揺している私に悲観的になる発言はできず

冷静に犬の状態を見極め、介護してもらいたかったと言われました。



・・・ホントに、穴があったら入りたいっす。

ダイスケ先生、ディスってごめんなさい。














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「突発性前庭疾患」とは。


この「突発性」というのは「原因不明」という意味だそう。

三半規管がなんらかの障害を受け、ある日突然 平行感覚を失い歩行困難になる。

人間のメニエール病に近いという説もあるそうです。

そして、「突発性前庭疾患」は病名ではないのです。

原因も分からず、治療対処法もないため「病名」としては確立されておらず

この「突発性前庭疾患」という診断をくだすには

疑われる脳疾患の症状をひとつひとつ当てはめ、除外し、消去法で

この疾患へと判断するしかないようです。


そして、この病気は主として突然、しかも中年~老齢の時期に起こる病気で、

犬種に関係なく、どの犬にも起こるんだそう。

前庭の病気の中では内耳感染に続いて、2番目に多い急性の前庭異常だとか。














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発症してから24時間以内に病気の症状がピークになることが多く、

その症状は軽度なものから重度なものまであり


●首の傾斜 ●歩行困難と旋回(ぐるぐる回る) ●眼振(目がぐるぐる回る)

●嘔吐   ●痙攣  ●意識障害  ●激しいよだれ

これらが症状となって現れ、今の今まで元気だったコが突然これら複数の症状に襲われ

激しく動揺する飼い主が多いのが実情だそう。

またこれらの症状は他の脳疾患とも重複するため、獣医は慎重に診断せざるを得ないようです。


ただ、シャンプーの場合は突然 重く症状がバーン ! と出ましたが

数日~数週間前に、軽い兆候が出るコもいて

どちらにしても、兆候がわかりづらく 処置が遅れることが多いようです。



そして、なによりダイスケ先生の言葉で胸に響いたのが


「鈴木さん、本当に突然のことで動揺したでしょう。とてもヒドイ症状だったのに

診察室では、その症状が現れずイラ立ちますよね。

病院に来る患者さんのほとんどは、そうなんですよ。さっきまでこうだった !と訴える。

良くお気持ちは分かります。

人間だって具合が悪くて病院に行ったのに、先生の診察を受ける時になったら

症状が治まる。いちばん診て欲しい症状が出ない。

でもね、診方を変えると 本当に最悪に悪いときは家でも病院でも同じ症状が現れる。

家では、悪かったのに ここでは症状が出にくいというのは 

"最悪の事態ではない""治療が効果的に施せる"ということなんですよ。悪いことではないんです。

だから、思ってることはドンドン言っていいんですよ」


と言われた時、あー、全部見透かされてるぅー ! と思いました。

やはり先生は病気のプロフェッショナル。

当たり前なのに、ネットの情報や自分の感情に流されてしまった。














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「あやまれーーー !!」




この「突発性前庭疾患」は、症状もふくめ一過性のものが多く

時間の経過とともに改善されるケースが多いようです。

一般的には治癒する病気ですが、回復後も後遺症として生涯にわたってわずかな斜頚が続くことがあり

再発の可能性もあり油断はできません。


幸い、シャンプーは発症して10時間以内に病院で適切な処置を受けたことで

運動失調は発症から1ヶ月は続くと言われるこの疾患で

シャンプーは2週間で走れるようになり、

1ヶ月でほぼ首の傾斜は分からないほどの回復ぶりをみせてくれました。

これが、2~3日様子を見て・・・というと、その回復はかなり遅くなり

後遺症が残るケースもままあるようです。

また老齢の時期に多く発生するため、このまま痴呆の症状が出て起立不能の状態が続き、

寝たきりになるケースもあるとのこと。




先に書いたように、突然現れるこの症状。

発症から1ヶ月後の診察でダイスケ先生に「この疾患としては、かなり軽い方」と言われたのですが

私は正直、「これで軽い !?」と驚きを隠せませんでした。

本当に本当にショッキングな症状です。

苦しむ姿もそうですが、二次被害を防ぐためにも 片時も目が離せません。

動画サイトでは、この疾患で重度の首の傾斜とひどい旋回で苦しむワンちゃんの映像も

多数ありました。

3年も、この症状が続いているワンちゃんも。

疾患に罹っているワンちゃんがいちばんツライけど、それを見守る飼い主さんの心を思うと

涙が止まらないです。













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「おり様、ふっかーーーーつ ! お前、やっつけーる !」





「突発性前庭疾患」が発症して2ヶ月。

シャンプーは、病気前と同じくらい元気です !!


この病気になってから、上手く咀嚼が出来なくなってしまったので

食事はカリカリから、キザミ食へと変わり

もともと食いしん坊ばんざい ! だったのでオヤツも、いろいろ食べたがりますが

誤飲を防ぐために シニア用でもかなりやわらかいオヤツしか与えられません。

それ以外は、以前と変わらない生活です !


最近は、憎き相手 末っ子リーフにケンカをふっかけるようにもなりました。

(それは、しなくていいんだけどねー)














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そして、シャンプーが病気になってから

シャンプーにチョッカイを出されても、牙をむかれても

ジッとガマンするようになった悪魔のコ・リーフ。


家族って、ちゃんと繋がってるんだなーと思わされた出来事でした。














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13歳になっても、小さな物音にギャワワン ! ギャワワン !と

よく吠えて、「ウルサイ !!」と叱られてたシャンプー。

とにかく、ベタベタと飼い主にひっついてないと気が済まなくて

「ジャマ !」と叱られてたシャンプー。

すぐに自分からリーフにケンカを売って叱られてたシャンプー。



病気になったとき、

「どんなコでも良いから、もう叱らないから、元気になって」

「お願いだから、離れていかないで」


そう、ずっと祈りつづけたけれど・・・



・・・・すっごい叱りたい毎日です。















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コメント

わあ・・・

びっくりだったねー。。
ドキドキしながら、読みました。

でも、一番きつい時に、
マダムとムッシュがそばにいてくれてホントよかった。
信頼できる獣医さんとつながってる・・っていうのも大きいなあ・・
って思います。

こうやって、ブログを通じて、
わんこの病気の事、対処法などなど
色んな知識を与えてもらえてありがたいなあとも感じました。

マダム、こわかったよねー。。
シャンプー元気になってよかった。
ゆっくり、美味しいもの食べて
いっぱい遊んで、まだまだ元気でいなくちゃ駄目よ。

ちゃっく管理人 #zymXj3dI | URL | 2013/12/08 08:36 * edit *

涙が出た。。。

シャンプーがんばった
マダムもムッシュも…
そしてリーフも良く解ってるね。

ホント…うちの問題児も
ギャワワンうるさくて
ねこ追いかけ回して
水飲むの下手くそでそこら中、水浸しにしちゃって
シッコは前脚に全部かかっちゃって
クサイけど…
どんな問題児でもいいから
ずっと元気でいてくれって思いました。

マダムあなたは最高で最強のママよ♥️

miwa #- | URL | 2013/12/08 11:26 * edit *

ダイスケ先生の言葉、胸に響きました。
そういう何か心に残る一言と出会えることって素晴らしいと思います。

おにぎりちち #- | URL | 2013/12/08 22:14 * edit *

マダム、詳しく書いて下さりありがとうございます。
シャンプー君、そんな大変な事があったんですね。
それでもマダムの早い対応で回復も早く本当によかったですね。
具合が悪くなった時や病院でのマダムの気持ちがとても良く伝わり、ウンウン解るよって頷きながら読みました。
うちの子も満8歳になり、立派にシニアの仲間入りです。
もしもという時に冷静で居られる自信なんて全くないけれど、マダム始め先輩わんこママさん達の経験を読ませて頂く事はとても貴重で助けになります。

シャンプー君が、早く何でも食べられる様になりますように・・・

アミタン #- | URL | 2013/12/09 13:38 * edit *

シャンプー君、頑張ったのね。
マダムもムッシューもシャンプー君と一緒に頑張ったんだよね。
まだまだ、元気でやんちゃなシャンプー君でいてもらわないと!

ダイスケ先生の存在って大きいなぁ~。
信頼できる獣医さんが近くにいるって、こんなに安心できることはないよね。

桜餅 #T4uSdafE | URL | 2013/12/09 22:15 * edit *

元気になってよかったよー…
心臓、ぎゅーっってなったよぅ…

モジャ様~なでなでしたいぃぃ~
ワン同士、体調悪いのとかわかってるよね。
あーデビルもなでなでしたい…

めぐまま #- | URL | 2013/12/10 01:18 * edit *

その名前聞いたことある。
永遠が13歳でもう少しでなるけど…最近、ゼェゼェと息が荒い時があったり、
急に走り周ったり、ヨダレ垂らしていたりで…おかしい箇所があるのよね…
なので、色々と調べておきたいところだけど…
私の性格上、気にするととことん気にしてダメになるタイプなので。
今度、検診に行くからその時に先生に任せようと思いつつ。
不安な気持ちが痛いぐらいに分かったよ。
仕事を何て言って休もうかとか、犬も命があるんです!分かってよ~会社~!って思うけど…
そうじゃないのが現実。
シャンプーくんもいつも元気な姿が取り柄な子だったから、15分おきの悲鳴とか耐えられないよ…
病院では症状が出ないってこと、ダイスケ先生の言葉染みました。
そういう風に思えばいいんだって。

マダム、お疲れ様。
まだまだ油断できない状態はあるだろけど、怒りたいぐらいに元気ならばそれが一番だよねW

saya☆ #vQU5PwVA | URL | 2013/12/11 10:15 * edit *

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